テーパー郡 (Amphoe Thepha)
ムアン・テーパーはもともと都市国家ムアン・パッタルンに従属する第四等のムアンであった. このムアンの治政者はムアン・パッタルンに対して、従属の貢物として金銀で作った木を献上していた. ラーマ2世の治世にテーパーはソンクラーに再配置され、第三等のムアンに格上げされた.
1901年、タイの近代地方行政制度テーサピバーン制が制定されると、ムアン・テーパーはソンクラーの一郡として格下げされた. 当時の郡庁はタムボン・テーパー第2村バーンプラプット(บ้านพระพุทธ)に置かれた. 1932年に郡を通過する鉄道が建設されると、タームアン駅により近い、アクセスが容易なタムボン・テーパー第1村バーンタープルーに移築し、さらに駅名もテーパー駅と変更した.